ご挨拶

 一般社団法人日本自動車運行管理協会は本年3月に創立30周年を迎えました。自動車運行管理業の普及とともに大きな節目の年を迎えることができましたことは、ひとえに会員各社のお客様及び日頃より当協会の活動をお支えいただいている関係各位のおかげと、心から感謝申し上げます。
 私どもが行う自動車運行管理業は、お客様の車両の運行管理(運転、点検・整備、保険等)を総合的にお任せいただくものであり、業務の効率化・合理化の一助となることから、官公庁、民間企業を問わずに広くご利用いただいております。
 当協会では、交通安全はもちろんのこと、車両管理業務を担う人材の育成、業務管理体制の確立及び運転サービス士の適切な労務管理に関する講習、並びにそれらに関する最新の情報を提供するなどして、お客様が会員各社に安心してご用命いただけるよう、日々努めております。

 新型コロナウイルス感染拡大により、感染により苦しまれた方々、社会経済活動の制約により苦境にある方々には、心からお見舞い申し上げます。
 当協会及び会員各社に対しては国土交通省より、「国民生活・国民経済に不可欠な業務を行う事業者」として「十分に感染拡大防止策を講じつつ事業の特性を踏まえ業務の継続を要請」されたことから、会員各社においては、趣旨に沿ってできる限りの対策を講じて事業を継続いたしました。
 当協会としては、従来の対面式の研修などの活動については大きな制約を受けました。この反省を踏まえて、今後はこのような事態にも柔軟に対応できるよう、リモート会議・セミナーを開催できる設備を整えました。今後もいかなる事態でも会員各社をバックアップできるよう引き続き態勢の整備を進めて参ります。

 われわれの事業はお客様に「安全・安心」を提供することに尽きます。車を扱う業務である以上、「安全」はお客様のみならず社会全体に対しての義務だと認識しております。科学技術の進歩により自動車の安全性能が飛躍的に向上し、人間が起こしうるミスをかなり防いでくれるようになってきておりますが、機械・AIに委ねる部分と人間がコントロールすべき部分をしっかりと把握しながら、プロとして交通事故ゼロをめざす姿勢は、安全技術が向上しても揺るぎなく持ち続けて参ります。「安心」については、お客様をいかに時間のロスなく、ストレスなく、さらには快適に目的地にお届けするかが重要であり、運転サービス士及びバックアップスタッフの真価が問われる部分と認識しております。当協会としては引き続き人材教育に重点を置きながら活動を続けて参りたいと思います。
 今日ではいかなる組織もSDGsを意識せずに存続することは難しいと考えております。当協会においても、すべての活動がSDGsを踏まえたものになるよう心がけ、社会に役立つものであり続けます。

会長 山口哲也

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